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7月16・17日 鰺ヶ沢町「ホテルグランメール山海荘」で商工会の研修会後、五所川原方面に寄り道。
写真は「十三湖」の東側です。湖水が引けているのがわかりますが、これは強風が影響し流されているとのこと。驚きです。
湖の西側には湖水がありました。十三湖といえば安東水軍。
安東氏は、安部貞任の子孫といわれています。
1062年、前九年の役で敗れた安部貞任の次子高星丸は、乳母に連れられて津軽の地に逃れます。
高星丸が安東氏の始祖です。安東氏は津軽から出羽国秋田郡一帯を支配します。
十三湊を中心に水軍を組織し、宋、高麗、シベリア、樺太と日本海一帯に交易範囲を拡げ巨万の富を築いたといわれます。
安東康季は、「奥州十三湊日之本将軍」と称します。鎌倉時代には御家人になり、蝦夷管領に任命されました。
十三湊滅亡後もこの地に勢力を保ち続けますが、南部氏の攻撃を受け津軽地方を奪われます。
安東氏は、湊(秋田市)安東氏と、檜山(秋田県能代市)安東氏に分裂し争いますが、戦国時代、檜山安東氏の愛季が両家
を統一、豊臣秀吉に臣従して近世大名の道を開きます。
天正19年(1591年)、愛季は秋田氏を名乗るようになります。
秋田氏は、最終的には陸奥国三春藩として幕末までつづきました。
最後に太宰治の生家「斜陽館」へ。その大きさはまさに豪邸。
青森県に住みながら初めての斜陽館。一緒に行った2人は見学済とのことで一人でじっくり見学。
「太宰ミュージアム」とは太宰治記念館「斜陽館」周辺や、太宰がこよなく愛した芦野公園など、金木町内に点在する
太宰文学ゆかりの場所やもの、津軽三味線をはじめとする音楽、演劇、文芸、食、グリーンツーリズムを表したものとのことです。
帰り道、何故か東京都知事・大阪府知事選等に立候補した「羽柴誠三秀吉」のことが話題に・・・
若き日に近所の住職より「お前は戦国武将豊臣秀吉の生まれ変わり」と言われて以来、この名前を名乗ったということです。
人に訪ねながら、ようやくたどり着いた、今は閉園となっている小田川温泉周辺をひと周りしました。